世間はGWということで、2017年の今年も最大9連休の人もいるかもしれませんね。
私はひきこもりなので、常に休日状態ですけど、他の人が休んでいるときはちょっと心が晴れます。たぶん、休んでいいんだな、という安心感が出てくるからでしょうね。
ただ、このGWになっても、在宅介護の必要性は変わらないのですよね…。
今回はその話について書きます。
在宅介護に休日がない理由
私の家の場合は祖父母が介護や見守りの必要があり、特に祖母が認知症で放っておくと何でも食べてしまうので、私は常に台所に待機しています。
で、当たり前ですけど、祖父母は家で平日だろうが休日だろうが同じ生活を送っています。ということは、介護や見守りをするこちらも、その生活に合わせるというか、祖父母が生きている限り、施設介護などに切り替えたり、ショートステイやデイケアに行かない限り、在宅介護に休日は無い、という現実があるわけです。
うちの場合は、24時間介護が必要なわけではなく、起きている間という制限付きなのでまだましですが、これが24時間、ずっと介護が必要な状態だったらと思うと、本当に大変だと思います。
現状維持ならまだいいけど…
更に書くと、祖母の認知症は少しずつですが進んでいる感じがします。たま~に私の名前を思い出せないこともあるみたいですね。
で、それがどう困るかというと、現状維持ではなく、悪い方向に向かう可能性が高くなるということです。
祖母は今のところ、まだトイレや食事などは自分一人でも出来るどころか、食事に関しては、もう食べて食べてで困るぐらいなのですが、出来なくなったらかなり困ります。
特にトイレは死活問題に発展します。
一時的に祖父が足腰が本当に弱くなってトイレに行けなかったときは、とにかく臭いがまずかったです。母親が自営業をしているので、そういう臭いは本当にマイナス要素にしかなりません。
在宅介護の負担は増える可能性が高い
で、そうなると、更に在宅介護や見守りの負担が増えることになります。
つまり、長期にわたる在宅介護は、休みがないだけではなく、負担がどんどん大きくなるという危険性も持っています。
一時的な怪我や病気などで体が動かなくなった、等なら回復する見込みはあります(それでもお年寄りの場合はそのまま寝たきりになってしまう可能性も高いです)が、認知症の場合は、回復例はまだまだ少ないようです。
長期の在宅介護への覚悟と対策
ですので、在宅介護でやり通すつもりなら、その覚悟をしっかりしておいてください。
そして、本人次第かもしれませんが、デイケアやショートステイなどを活用して、在宅介護の休日を定期的に得ることをお勧めします。
例えば、私の場合でも…
いくら無職でひきこもりで現状ではそれほどのストレスを抱えていないといっても、ストレスなんかは蓄積しやすいですし、だんだんと負担が増えていく現状で、どこまで我慢できるかは未知数ですからね。
在宅介護をする側にも休む権利はありますから。じゃないと、介護する側のほうが先に倒れてしまうかもしれませんよ。