今回は、訪問看護を週1回受けるようになってからの祖父の様子からみる、訪問看護の意外なメリットについて書いていきます。
※ あくまでも孫視点ですので、他のサイトに書かれていることとは違う可能性もあります。
生活に少しメリハリが出てきた
まず、毎週決まった時間に訪問介護サービスを受けているので、生活にメリハリが出てきた感じがしますね。
具体的に書くと、少なくともその曜日の指定時間前にはしっかりと寝間着から服を着替えますし、部屋の片付けも自分からある程度するようになりました。
また、髭を自分で剃るようにもなりましたね。(以前は私に剃ってくれ、と頼んできていました)
やっぱり、パジャマで髭が無造作に生えているような状態で訪問看護を受けるのは祖父も嫌なのでしょう。
訪問看護を受けるその曜日のその時間帯に合わせての行動をしてくれるのは、コチラとしても嬉しいことです。
出来ることが増えてきた
後は、訪問看護に来てくれる人の話はしっかり聞いて、ある程度実践してくれるようになりました。
これも具体的に書くと、看護師さんに「薬のシートから薬を取り出すことは、手や指の動きの衰えを防ぐので、面倒がらずにやってください」ということを聞いてから…
時間がかかったり、錠剤を落としたりしても、薬の錠剤をシートから自分で取るようになりましたね。
以前は、食事が終わったら薬のシートを私に無言で差し出して、シートから取り出してくれるのを待っていた感じでしたから。
自分でやるのが面倒だし、時間がかかるし、よく錠剤を落としてしまうから嫌だ、という理由で。
それが無くなりつつあるのは、良いことでしょう。
明るく元気になってきた
他にも、毎週30分程度ですが、話を聞いてくれる相手が出来たことで、ちょっと明るくなった気がします。
以前は、「ワシはもうダメだ…」的なことをぼやくようなことを言っていたのですが、最近ではそういうボヤキみたいなものは無くなりました。
だんだん元気にもなってきている感じがしますよ。
もちろん、体の悩みも…
後もちろん、訪問看護ですから、いわゆる体の調子が悪いことに対する悩みなんかも、結構普通にしゃべるようになりましたね。
祖父は昔からおなかが緩く、下痢気味なことが多かったのですが、介護が必要なレベルになった頃から便秘気味になったとかで、酷く困惑していました。
ですが、そういう話も看護師さんに出来てきて、悩みもある程度解決しつつあるようです。
…私的には1日2日出なかったぐらいで真剣に悩むのはちょっとどうかな、とは思いますけど、当人にとっては重大なことかもしれませんね。
とまあ、こんな感じで、訪問看護は今のところ、祖父にとってはかなりメリットがある感じがしますね。
特に、だんだん元気になっている感じがするのは、孫の立場の私から見てもかなり嬉しいものがあります。家を歩き回る頻度も増えた気がしますから。
このまま元気になってもらえれば、普段ほぼ寝たきりなのも解消されるかもしれませんね。
もしも、このブログを見ていて、訪問看護等を検討している人がいるのであれば、試してみる価値は十分にあると思いますよ。