孫の私が、祖父母の介護、見守りでのストレスを少なくしている方法

前回の日記では、母親のストレスが相当ヤバいことになっている、みたいなことを書きました。

>>>前回の日記はこちら

では、私はどうなのかというと…確かにストレスを感じてはいますが、母親ほどイライラしたりはないですね。

今回は、どうやってストレスなく見守りや介護が出来ているのか、ということについて書いていきます。

祖母に対するストレス軽減方法

同じ質問が多いので予め紙に書いて必要に応じて渡す

まずは、前にも書きましたが、認知症の祖母に聞かれることは毎回ほとんど同じですし、祖母の耳もかなり聞こえにくい状態(難聴)ですので、こちらから伝えることは紙に書いて伝えています。(こちらだけ筆談)

こうすることで、同じ紙を何度も使えるのでわざわざ同じことを言う必要がないですし、大きな声で怒鳴るように会話する必要もありませんから。

大きな声で会話するのはちょっと苦手ですので。(コミュ障の引きこもりですから)

>>>詳しいことはこちらを確認してみてください。

多少のことは目をつぶる

また、私が普段居座っている台所に祖母が来ても、基本的には邪険にしたり、追い払ったりはしません。

棚や冷蔵庫を開ける程度では特に何も言いません。

ただし、ガスコンロを使おうとしたり、晩御飯用のおかずをとって食べようとしたり…といった行動をした場合は、ダメだと言います。

そこはしっかりしていますよ。(母親には「甘すぎる」と言われますけど…)

最近では敢えて祖母の好物を少しだけ入れています

後は、最近実践していることなのですが…

敢えて目立つような位置に、祖母の好物である氷砂糖を少しだけ置いておく、といったことをしています。

例えば、棚や冷蔵庫を開けてすぐ分かるようなところですね。

こうすることで、そのほかの食材の被害を防ぐことが出来ますから。

あ、ちなみに氷砂糖って、梅シロップとかを作る用のキロ単位の大入り袋みたいなものにドサッと入っているものもありますけど、私は敢えて、飴みたいに1粒ずつ個包装になっている氷砂糖にしています。

そのほうが祖母もいちいち個包装から取り出す必要がありますから、その分一度に食べる量が減ります。

それでも、結構な量を食べるので砂糖の取りすぎが気になるところですけど…なんでも好きなように食べられるよりは数倍ましだと思いますよ。

後は習慣化というか覚えられたら怖いですけどね。冷蔵庫や棚を開けたら氷砂糖があるからどんどん開けよう、みたいな感じで。

このやり方がいい方に転ぶか悪い方に転ぶかは分かりません。少なくとも現時点では、氷砂糖以外の被害は激減しています。

祖父に対するストレス軽減については…

実は祖父に対するストレスはほとんどありません。

あるとすれば、髭剃りの時に役立たず呼ばわりされる時ぐらいですね。(きつい人にはきついかもしれませんがだいぶ慣れました)

勝手に外に出てしまうのも、ストレスと言うよりは心配ですし、頑張って歩こうとしているという点では、嬉しくもあります。(逆に「出来るだけ管理したい」と思いがちの母親のストレスは溜まる一方ですけど…)

後は、孫である私には、強く当たることが少ない、というのもありますね。

ちょっと厳しめですけど、まだまだ優しさが残っているのが分かるので全然平気な感じです。働いていた時の上司のほうが何倍も辛かったです。

ですので、基本的には祖母の行動に対するストレス軽減だけで祖父のほうは特に問題ありません。

以上、孫の私が実践している、(主に認知症の祖母に対する)ストレス軽減法でした。