孫から見て認知症の祖母の介護、見守りで母親のストレスが限界みたいな話。

今回は、祖父母に対する介護で母親のストレスが最近本当に限界に近い感じがするな、ということについて書きます。(孫視点ですので注意してください)

母親が介護でストレスを受けている原因

まずは、どうして母親のストレスが一気に高まっているのかについて書きますね。

祖母に対するストレス

祖母に対しては、とにかく何も覚えていないことに対すること(認知症)と、食べる量が凄まじいことでしょうね。家中を食べ物を探してうろついているのも問題でしょう。

先日も、親戚が祖母が大好物の食べ物を送ってきてくれたので、その親戚にお礼の電話を祖母も一緒に(耳が聞こえにくいなりに)したのですが…

何度言っても、誰がその食べ物を送ってくれたのか、というのを覚えていないのです。

誰が送ってきてくれたか、そしてお礼の電話までしたことについて、その食べ物をあげるたびに言うのですが、その度に「初めて聞いた」と。

そんな調子なので母親がもう、参っています。

私が台所でずっといるので、台所の食べ物の被害は以前に比べてかなり減ったのは喜んでくれますが…。

ちょっと祖母に対して厳しくしすぎることで、自分までストレスを受けているのでは?と心配になりますね。

先程の例でも、わざわざ食べ物をあげる度に言う必要はあるのかな?という感じですね。

後は、1~2週間に1回の入浴する時の対応ですね。もう、とにかく反応が激しいので。

>>>祖母の入浴時に困ることについて詳しく書いた記事はこちら

祖父に対するストレス

祖父に対するストレスは、色々上から目線で頼まれる、しかも母親の事情は一切無視、というところでしょうね。

以前書いた、ご飯の時間に関する話もそうですし、とにかくどんなことでも母親に頼みまくることが増えました。

>>>ご飯の時間に関することはこちらで書いています。

もちろん私も手伝えることは手伝っていますが、主に頼まれるのが母親なので…。

後、地味にストレスになるというか心配なのは、最近祖父は、一人で外出しているみたいなのです。いや、外出といっても勝手口から出て行って、そばの道路を杖をつきながら少し歩くだけですけどね。

誰にも言わず、こそっと行く上に事後報告で、

「ちょっと外に行ったけどやっぱり怖いな」

みたいなことを言うのです。

そんなこと言われると、心配になるじゃないですか。

まあ、外に出ることが出来るようになったのはすごいことで、いいことだとは思うのですけど、こそっと出て行くのはちょっとこちらとしても怖いですね。

まあでも、祖母に対するストレスに比べると、天と地ぐらいの開きがあると思いますけど。

真面目すぎる母親の性格の問題も?

母親の性格も関係していると思います。

はっきり言うと真面目すぎるのです。完璧主義とまでは行かないかもしれませんが、それに近い感じですね。

これが悪い方向に影響しているようです。

今では、物事がどっちに転んでもストレスを感じてしまう…みたいになっていますね。

ストレスを溜めない選択肢が存在しない例

例えば、食事の時のことですが…

もうすぐご飯が出来るというときに祖母が台所に入ってくると

「こういうときだけちゃんと出来るなんて、イライラする」

みたいに言うし、来ないなら来ないで、

「早く来ないとご飯が冷えるから早く来て」

みたいに言います。

このように、どっちにしてもイライラしてしまうという、かなりの悪循環になっている感じですね。ストレスを溜めない選択肢が存在しないのです。

介護のストレスを軽減もしくは発散する方法は?

とまあ、このように、ストレスがかなり溜まってきているようですので、どうにかして発散、もしくは出来るだけストレスを溜めないようにする必要があります。

まあお店のお客さんにも、介護をしている人は結構いるみたいですのでその人たちと苦労話を分かち合う、みたいなことはしているみたいですけどね。

そろそろ少なくとも祖母だけでも、デイサービスなどを利用したほうがいいかもしれませんね。(本人は非常に嫌がるでしょうけど)

1週間に1日だけでも、祖母が居ないという環境が出来れば、さらに入浴させてくれれば、少しは気が安らぐでしょうし、入浴時のあの酷い状態を回避できますから。

酷い言い方だとは思っていますけど、私のサポートもたかが知れていますからね。

結局母親のストレスの根源を出来るだけ減らす方向で動くしかないかな、と思っています。