孫の立場から見る、現在の祖父の状況や介護について

今日は、現在(2017年2月中旬)の祖父の現在の状況と介護について、孫の視点から色々書いていこうと思います。

訪問看護サービスを受け入れてくれた

以前も書きましたが、2016年12月中旬ぐらいからの肺炎での入院が効いたのか、今まで家族以外の介護的なものは非常に嫌がっていた祖父が、訪問看護サービスを受け入れてくれました。

>>>詳しくはこの記事を見てください。

これは大きな一歩と言えるでしょう。

だいぶ歩いてくれるようになった

訪問看護のおかげか、杖が必須ではあるけど歩く速度も若干早くなって、しっかりしてきたように思えます。

そのせいか、トイレに間に合わずに失敗する、みたいなことが最近ほとんどなくなりました。これもいいことと言えるでしょう。

食欲がだいぶ戻ってきた

また、食事の量もけっこう増えて、食欲が戻ってきているのもこちらとしては嬉しいです。

2016年の秋に転倒してしまって歩くのが難しくなっていたときは、本当にほとんど食べようとしませんでしたからね。(おかゆをちょっととか、そんなレベルでした)

で、少し食欲が戻ってきたかな~と思っていた矢先に年末の肺炎での入院ですから。

ただし、気になる点も…

ただ、食べるときに涙を流しながら咳込む(おそらく食べ物がのどに詰まるか、変なほうに入ろうとしている?)頻度が上がっているのが気掛かりです。

特に、お水やお茶などの飲み物を飲むときによくむせていますね。

この辺り、訪問看護の発声練習とかである程度改善してくれればいいのですが…。

後は、食欲がだいぶ戻ってきたのはいいことなのですが、自分では何もしないのがちょっと困っていますね。

転倒する前なら自分で料理して適当に食べるような人だったのですが…

今では料理どころか、お茶すら自分で淹れようとしないで私や母親に頼みますから。

まあ、食欲がなくて食事を用意しても食べてくれない状態に比べると良くなった、と思うしかないですね。

感謝の言葉を口に出さなくなった

続いては残念だと思うことを。

なんていうか、今までは何かを手伝ったりすると「ありがとう」とよく言ってくれていたのに、最近は全然言ってくれないですね。

例えば、祖父が食後に飲む薬の錠剤をシートから取り出すときだったり、食器を洗うために下げるときとかですね。

以前は、「この薬をシートから出してくれ」と頼まれ、出したら「ありがとう」みたいに言ってくれていたのですが…。

今では「ありがとう」どころか、「これはお前がやるのが当然」とばかりに無言で薬のシートを差し出してきますからね。

シートから薬を出した後も、何も言わずにそのまま薬を飲んで自分の部屋に帰る感じです。

いや、常に感謝しろとかそういうことを思っているわけではないですが、態度がちょっと変わって悲しいなあ、という感じですね。

慣れてきたからなのかもしれませんが。

心細いと言うようになった

これは私に言うわけではなく、母親によく言うようになったらしいのですが…

最近、「心細い」という言葉を頻繁に使うようになっているようです。特に、日曜日の午前中とかに母親が買い物とかに出かけて帰ってきたときによく口にするのだとか。

つまり、祖父と祖母の2人だけでいると、何が起こるか分からないから怖い、もしも何かあった時に誰もいないのは心細い、ということなのでしょうね。

私も祖父母の隣の部屋の台所で出来るだけ居るようにはしていますけど、何せ引きこもりなので朝が弱く、10時とかに起きることが多いので…。(ダメダメですね)

後は日曜日って父親も台所を使うことがありますからね。出来るだけ父親とは顔を合わせたくないので(色々と余計なことを言ってイライラさせたり、場を荒らしてくる)、台所にあまり頻繁に顔を出すのも嫌なのです。

それに今は私が引きこもりで、日中のほとんどを台所で過ごしているからいいものの、もしも就職活動からの再就職とかが決まった場合、どうなってしまうのかが、怖いですね。

どう考えても、今の状況は母親一人では太刀打ちできないでしょうから。

…これは意外と難しい問題かもしれませんね。

以上、孫視点から見た、祖父の現在の状況に関するお話でした。私のことも含め、まだまだ課題が山積みな感じがしますね。