今回は、長男は親の介護をする、みたいな風潮がいまだに残っているので結婚できない、という話をします。
長男だから親の介護は当たり前と言われてきたけど…
何度か書いているように、私は長男です。(30代中年の上に引きこもりですけど)
ですので、中学生や高校生ぐらいの時から、親からは「老後はよろしく」みたいに言われてきました。最初はその意味がよく分かっていなかったのですが、今となっては非常に身にしみています。
現在の祖父母の介護や見守りが本当に大変なのです。
母親と私で頑張っていますが、いつまで続くか分からないような長くて暗いトンネルの中をなんとか頑張って進んでいる感じです。
確かに以前書いたように、出来るだけストレスを受けないようにはしていますが、それでも多少はストレスを受けますし、時間的にも厳しいものがあります。(私が無職の時に本格的な介護みたいなものが必要になってある意味幸運だったともいえるでしょう)
介護が必須なら好きな人にはやらせたくない
で、これが私の両親に対しても必要になるのか…ということを考えると、とてもじゃないですが結婚しよう、嫁さんをもらおう、みたいな気分になれません。
仮に私が誰かを好きになったとしても、その人が私の両親の介護をすることになるのなら…そんな大変なことをさせたくない、と思ってしまいます。
やってみると分かるのですが、介護ってそれぐらいには苦痛な仕事なのです。
だから私は、たとえ求婚されたとしても結婚することは100%無いでしょう。(まあ引きこもりの現在では、まずあり得ないシチュエーションですけどね)
母親は理解があるけど父親は…
祖父母の介護で大変さが分かっている母親は、
みたいなことを言ってくれます。
それを実行するかどうかはともかく、そう言ってくれるのは嬉しいです。
ですが、父親は違います。父親は私に介護を任せると豪語しているみたいです。
私と母親が祖父母の介護をしているのを見て、
みたいなことを口走っていたのだそうです。
母親はともかく父親の介護はしたくない
…私はどちらかと言うと母親の介護はしても、父親の介護はいっさいするつもりは無いのですが…
理由は、今回の祖父母の介護で、父親は何もしないどころか、邪魔ばかりするからです。
なぜ、父親自身が今の状況で祖父母の介護に一切タッチしない、それどころか邪魔している感じなのに、私が父親に対して介護すると思えるのか…謎すぎます。
「因果応報」という言葉を知らないのでしょうか。
しかも父親はクレイジーでエキセントリックな性格で、今でもかなり手に余っているのです。そういう性格の人の介護が必要になった時って…どんな状態になるのか、考えただけで怖いです。
事前に長男に介護を頼むのは重圧になる
もしこのブログを見ている人の中に、自分の子供の長男に介護を頼もうとしている人がいるのなら…
少なくとも、結婚もしていない長男に先に(介護)老後を頼むというのは良い手段ではない、ということを分かってください。
そういうことを言われると、結婚すること自体をためらってしまうタイプもいるのだと。
ついでに書くと、長男は婚活でも人気がありません。
結婚したら、後々親の面倒(介護)などの必要が出てくることを危惧して近寄ってこない女性が増えているのです。
跡取りがどうとか、長男だからどうとか、そういうのは堅苦しい…私はそう思います。