父親の入院時の態度に切れかかった話。

2016年末に起こった出来事を淡々と書いていく日記、第6回目です。今回はちょっと祖父母や介護とはあまり関係がない、父親の入院のことの捕捉について書いていきます。

>>>前回の記事はこちら(祖父が入院していた時の認知症の祖母の様子)

父親の性格と祖父の入院のことについて

何度か書いていますが、私の父親はエキセントリックでクレイジーな性格をしています。

ですので、祖父の入院を知ってしまうと、

「年末はワシが主役だ!」

とか思っているであろう父親の機嫌を損ねると思って、祖父の入院については敢えて伏せておいたのですが…。

それが裏目に出てしまいました。

執拗な父親の電話攻撃

というのも、母親に対する、父親の電話攻撃がすごかったのです。

「今日は見舞いの時に雑誌を持ってこい」

「なぜ○○(私のことです)は見舞いに来れないのか、ワシがこんなに心細く過ごしているのに」

「○○(私のことです)に毎日見舞いに来るように指示しろ」

「暇だから話につきあえ」

「今日の病院の飯はうまかった、まずかった」

みたいなことを、毎日3回は電話してきたみたいです。

こちらは、祖母の認知症の相手や、祖父が病院で徘徊して困っているときに、そういう電話をしてくるものですから、もうなんていうか「何だこいつ、むちゃくちゃムカつく」みたいな感じになりました。

そりゃあ、祖父の入院のことを話していないこちらが悪いのは分かりますし、入院生活が初めてなので不安があったり、暇なのも何となくわかります。

ですが、こちらからしたら本当に迷惑というか、父親のほうまで世話をするのはかなり難しい状態でしたし、祖父の入院のことを話したら話したで、かなり怒るのが簡単に予想できたので。

母親は精神的にやられて…

ただまあ、祖父の病院徘徊+認知症の祖母の深夜の問い詰め攻撃があったあたりで、母親がもう、精神的にどうしようもなくなって、祖父が入院していることを言ったそうです。

そりゃあ、そんな状態で更に父親の相手までするのは不可能に近いですからね。

びっくりするような父親の言葉

それを聞いた父親は予想通りの反応をしたそうです。

「あのジジイ、ワシの入院生活に水を差したな!年末はワシが主役のはずだったのに!」

みたいなことを本当に言ったらしく、母親が後で切れ気味に教えてくれました。

…そんなことを普通に口に出せる人ってそうそう居ないですよね?もう、それを母親から聞いたとき、私も切れそうでしたよ。マジで頭がちょっとおかしいのではないか?と思いました。

正直に言ったことでメリットも。

ただ、祖父の入院のことを言ってからは、父親の電話攻撃はだいぶ少なくなったみたいです。少なくとも、毎日見舞いにこいとか、そういう無茶な要求は無くなりました。

それは良かったことですね。

以上、2016年末は、祖父の入院での徘徊や祖母の認知症に対する大変さだけではなく、エキセントリックでクレイジーな性格の父親の相手も大変だった、という話でした。

…よくうちの母親は、こんな父親と長いこと一緒に住んでいるよなあ…と毎回思います。私なら速攻で離婚してそうだけど。

これが共依存、というやつなのでしょうかね。

>>>次はやっと父親と祖父の退院についての話です。