今日は、認知症の祖母が台所関係でやらかしたことを淡々と書いていきます。
とてつもなく醤油辛い料理や、激烈に甘い料理を作るようになる
これは味覚も関係しているのかもしれません。
祖母は元々濃いめの味付けが好きだったのですが…
異様に醤油辛い煮物だったり、普通なら砂糖を入れるような料理ではないものに砂糖を大量投入したり、みたいなことが増えたのです。祖母が煮物を作ってくれたから食べてみたらびっくり、みたいな感じですね。
数年前にこういうことを何度か繰り返したので、それ以降、基本的に料理は禁止にしています。
ヤカンの空焚きやみそ汁のガス消し忘れ
また、ガスコンロを使うときの火の不始末もかなり増えました。一応うちのガスコンロは、空焚き防止機能が付いているのですが、それでも鍋を焦がしたり、やかんを焦がしたり…ということを頻繁に引き起こすようになりました。
食事時間以外でもインスタントラーメンなどを作って食べる
常備してあるインスタントラーメンを見つけ出して、食事の時間以外に勝手に作って食べる、みたいなこともするようになりました。しかもたいていの場合、美味しくなかったのか半分ぐらい捨ててあるのです。
だから余計に母親は怒っていました。食べ物を粗末にしてほしくないからでしょうね。
ガスコンロも使用禁止に!
勝手にラーメンを作って食べる、火の不始末も多いことから、今では、ガスのスイッチをロックする機能を付けたガスコンロに変えて対応しています。
といってもロック機能なんて非常に単純なものです。
解除方法を知られたら困ると思って、祖母の前ではロックを外さないようにするのがなかなか難しかったりします。祖母はよく台所に出没しますから。
炊飯器のコードを抜いたり炊飯中にボタンを押して止める
基本的に母親が忙しい我が家では、ご飯を炊く場合はタイマー機能を使っています。というかほとんどの家庭でそうしているかもしれませんけど…。
ですが、いつの間にか炊飯器のコードが抜かれていたり、ボタンを止められたりしています。
どうしてこんなことが起こっていたかというと、どうやら、炊飯器でお米を炊いている最中に出る蒸気を見て、何か変なことが起こっていると思いこんだ祖母が、止めようとしてコードを抜いたり、ボタンを適当に押したりしていることが判明しました。
それが判明して以降は、炊飯器は台所に置かずに別の場所でご飯を炊いています。なんていうか、台所なのに炊飯器を置けないとかちょっと意味がわかりませんけど…。
台拭きで台所の床を拭き、更に食器を拭く
私が台所で食器を洗っていたときに、近くに祖母が寄ってきて、洗い物を拭いてくれることがあるのですが…
普段デーブルの上を拭くのに使っている台拭きで拭くことがあるのです。しかもその台拭きで台所の床を拭くなんていうことも…
あ、もちろん、台拭きで拭かれた食器たちは、後でもう一度洗いますよ。2度手間になるので少し困りますけど食中毒とかになるよりはましですから。
急須の中に味噌汁が入っていた
これはびっくりしたというか、ちょっと笑ってしまったのですが、お茶を飲もうとして急須の中を確認すると、急須の中の茶漉しに油揚げとか豆腐とかが入っていました。
どうやら、なぜか急須の中に味噌汁を注いだようです。
みた瞬間、ちょっと意味がわからなくて、ある意味面白かったです。
以上、さっと思いつくだけでもこれだけあります。認知症って怖いな、と改めて思いました。